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愛甲和矢

認知症の人との接し方

今日は、大自然の中でバーベキューでした。 採れたての野菜と美味しいお肉、 愛情がこもったオニギリ最高でした! お腹いっぱいです♪





夕方からゴルフレッスンがあるのでお酒は飲めませんでした。 しかし、最近のノンアルコールビールは美味しいですね♪

今日は、認知症患者さんとの接し方について書きます。

私はクリニックの仕事で、 認知症患者さんと関わることが多いです。

認知症の人には基本的に 「優しく」 接することが大事になります!

実際に接するとわかるのですが、認知症の人は 少し前の出来事もすっかり忘れてしまいます。

そこで、 「さっき言ったでしょ!」 「何度言えばわかるの!?」 などと言うことは良くありません。

患者さんからすると忘れているので、 本人は初めて言ったことになります。 なのに、なんで怒られないといけないんだ と思い、信頼関係が崩れてしまいます。

認知症の人は、何度も同じことを言ったり 言ったこともすぐに忘れてしまいます。

しかし、 表情やその時の感情は覚えています! ここが大事ですね。

怒られたこと、悲しかったこと、 辛かったことなどは覚えています。 これらのことが続くと、 不安が増幅してしまい不穏(※)になります。

不穏になるとケアが難しくなります。 優しく接することは、介護者の負担を減らすことにもなります。

ただでさえ認知症の人はここがどこかわからない、 自分が誰かわからないなど、不安の渦の中で生きています。

何度も同じことを聞かれると思います。 何度も同じことを答えてあげてください。 笑顔で優しく答えてあげると、 相手も安心すると思います。

私は認知症の人と仕事の時しか接しないのですが、 家族の方は毎日接することになるので凄く大変だと思います。

長期的な介護になりますので、 優しくできない時もあると思います。 その時は、社会資源などを有効活用し、 息抜きの時間を作ってください。

認知症は予備軍を入れると、65歳以上の4人に1人、 2025年には3人に1人が発症すると言われています。 明日は我が身だと思うと、 少しは優しくなれるのではないでしょうか? ※不穏(ふおん):周囲への警戒心が強く、興奮したり、大きな声で叫んだり、暴力を振るったりしやすい状態。

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